“紙厚ってどうやって決めたらいいの?”にお答えします!

コドル文具は、「小規模店がデザインを取り入れやすく」を
コンセプトに、コンテンツ作りをしています。

ブログで、今までにあった質問や
ショップツールを作るとき、こんなこと知ってたらいいよね、
というようなことを解説していきますよ。

今回は紙厚の決め方について。

紙の選び方【厚み編】

紙厚って結構重要です。
お客さんが手に取った瞬間どのように感じるか、をよく考えて選ぶ必要があります。

「お客さんに何を伝えたいか、どんな風に見られたいか」です。

たとえばショップカードが、ぺらんぺらん だったら
悪い意味でチープになり、しょぼいお店(商品)の印象になってしまいます。

ええねん、うちは手作り感を全面に出すねん、というときは
紙厚はしっかりしたもので、グラフィックで手作りの良さを伝えるとか。

または、高級感のある商品(お店)をわざと薄い紙を使って繊細さを伝える、という方法もあります。

紙の厚さは、そのお店が(カードが)どんなことを言いたいかを
伺い知る、重要な情報のひとつなんです。

紙を持ったときの感覚はスマホやパソコンの画面上で伝えられないこと。
せっかく紙に印刷するので、こだわってリアルの優位性を利用したいところです。

※もちろん、紙の厚みだけで全てわかったやろ、どや!ということは無くて
グラフィックや言葉の選び方などとの兼ね合いなんですが。
その辺りを”いい具合”にするのはデザイナーは得意です。

紙厚の単位「kg」について

じゃあ、どんな厚みにしようかなと調べたときに出てくるのが「kg」。

紙厚を示すとき、”上質紙180kg”という言い方をします。

「kg」は紙を四六判のサイズで1,000枚重ねたときの重さです。

厚さの目安はこちら。
印刷会社によっても若干違うので参考程度にご覧ください。

紙の厚さの目安

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